授業科目 | 在宅看護論方法論Ⅲ | 科目コード | 50040 |
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科目責任者 | 小林 幸江 |
1単位 |
講義・演習 |
30時間 |
2学年 後期 統合分野 |
[授業概要] 医療的ケアを必要としている療養者および家族の理解を深め、看護実践に必要な知識や技術を学ぶ。在宅療養者の日常生活援助や健康障害に応じた看護実践の方法を学び、さらに終末期(看取り)の看護について学ぶ。 また、対象の特徴をふまえ、症状から起こる生活障害、生活環境の変化や介護力の低下等をとらえ、対象者の望む生活の維持につながるような具体的な看護実践について考える。 |
[学習目標] 1.在宅での医療的管理(医療行為と医療ケア)の方法を理解できる。 2.療養者の望む生活を維持していくために社会資源を活用して支援する方法を学ぶ。 3.在宅療養者のエンド・オブ・ライフケアについて理解することができる。 |
Aクラス |
クラス | 回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業方法 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||||
A | 1 | 1 |
在宅療養を支える看護技術―医療ケア ・医療ケアの原理原則 ・薬物療法 |
【講義】 医療的管理の必要な人の看護1 ・医療行為と医療ケアの違い ・経口摂取困難な療養者(胃瘻) ・排泄障害のある療養者(ストーマ、尿道留置カテーテル) |
【事前学習】 在宅で必要な医療行為はどのようなものがあるか。 |
1時間 | 小林幸江 | ||||
A | 2 | 1 |
【講義・演習】 在宅における服薬管理 |
在宅での服薬管理法にはどのようなものがあるか。 | 1時間 | ||||||
A | 3 | 3 |
在宅療養を支える看護技術―医療ケア ・がん化学療法 ・疼痛管理 ・輸液管理―在宅中心静脈栄養法、末梢静脈栄養法 |
【講義・演習】 |
【講義・演習】 医療的管理の必要な人の看護2 ・在宅における輸液管理 ・外来がん薬物療法 ・在宅における疼痛管理 |
緩和ケア認定看護師 | |||||
A | 4 | 4 | 振り返り | 30分 | |||||||
A | 5 | 3 |
在宅療養を支える看護技術―医療ケア ・在宅医療機器・福祉用具 ・見学のリフレクション |
【講義】 |
【講義・演習】 難病療養者・家族への看護 ・難病療養者を支えるシステム ・パーキンソン病療養者の支援 |
難病について パーキンソン病について |
1時間 | 小林幸江 | |||
A | 6 | 4 | |||||||||
A | 7 | 1 |
在宅療養を支える看護技術―医療ケア ・人工呼吸療法(HMV) ・非侵襲的陽圧換気療法(NPPV) ・在宅酸素療法 |
【講義・演習】 |
【講義】 呼吸管理が必要な療養者の看護1 ・在宅酸素療法 ・在宅人工呼吸療法 |
在宅酸素療法、在宅人工呼吸器療法について |
1時間 | ||||
A | 8 | 2 | |||||||||
A | 9 | 1 |
在宅療養を支える看護技術―医療ケア ・訪問看護演習「呼吸器疾患を持つ療養者・家族のケア」 |
【講義・演習】 |
【演習】 呼吸器管理が必要な療養者の看護2 ・在宅酸素療法の実際 ・在宅人工呼吸器療法の実際 |
振り返り | 30分 | 帝人ヘルスケア | |||
A | 10 | 2 |
【講義・演習】 在宅におけるエンド・オブ・ライフケア ・在宅での看取り ・意思決定支援 |
ACP(アドバンス・ケア・プランニング)について |
1時間 | 訪問看護認定看護師 | |||||
A | 11 | 3 |
在宅療養を支える看護技術 ・ターミナルケア「天寿を全うする」 |
振り返り | 30分 | ||||||
A | 12 | 4 |
【講義・演習】 入退院を繰り返す療養者の看護 ・心不全療養者の在宅看護 |
心不全について | 1時間 | 小林幸江 | |||||
A | 13 | 4 |
在宅療養を支える看護技術 ・訪問看護演習「難病をもつ療養者・家族のケア」 |
【講義・演習】 | |||||||
A | 14 | 3 | |||||||||
A | 15 | 3 |
まとめ ・訪問看護の展望 |
【講義】 |
【実技】 定期試験 |
Bクラス |
クラス | 回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業方法 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||||
B | 1 | 1 |
在宅療養を支える看護技術―医療ケア ・医療ケアの原理原則 ・薬物療法 |
【講義】 医療的管理の必要な人の看護1 ・医療行為と医療ケアの違い ・経口摂取困難な療養者(胃瘻) ・排泄障害のある療養者(ストーマ、尿道留置カテーテル) |
【事前学習】 在宅で必要な医療行為はどのようなものがあるか。 |
1時間 | 小林幸江 | ||||
B | 2 | 1 |
【講義・演習】 在宅における服薬管理 |
在宅での服薬管理法にはどのようなものがあるか。 | 1時間 | ||||||
B | 3 | 3 |
在宅療養を支える看護技術―医療ケア ・がん化学療法 ・疼痛管理 ・輸液管理―在宅中心静脈栄養法、末梢静脈栄養法 |
【講義・演習】 |
【講義・演習】 医療的管理の必要な人の看護2 ・在宅における輸液管理 ・外来がん薬物療法 ・在宅における疼痛管理 |
緩和ケア認定看護師 | |||||
B | 4 | 4 | 振り返り | 30分 | |||||||
B | 5 | 1 |
在宅療養を支える看護技術―医療ケア ・在宅医療機器・福祉用具 ・見学のリフレクション |
【講義】 |
【講義・演習】 難病療養者・家族への看護 ・難病療養者を支えるシステム ・パーキンソン病療養者の支援 |
難病について パーキンソン病について |
1時間 | 小林幸江 | |||
B | 6 | 2 | |||||||||
B | 7 | 1 |
在宅療養を支える看護技術―医療ケア ・人工呼吸療法(HMV) ・非侵襲的陽圧換気療法(NPPV) ・在宅酸素療法 |
【講義・演習】 |
【講義】 呼吸管理が必要な療養者の看護1 ・在宅酸素療法 ・在宅人工呼吸療法 |
在宅酸素療法、在宅人工呼吸器療法について |
1時間 | ||||
B | 8 | 2 | |||||||||
B | 9 | 1 |
在宅療養を支える看護技術―医療ケア ・訪問看護演習「呼吸器疾患を持つ療養者・家族のケア」 |
【講義・演習】 |
【演習】 呼吸器管理が必要な療養者の看護 ・在宅酸素療法の実際 ・在宅人工呼吸器療法の実際 |
振り返り | 30分 | 帝人ヘルスケア | |||
B | 10 | 2 |
【講義・演習】 在宅におけるエンド・オブ・ライフケア ・在宅での看取り ・意思決定支援 |
ACP(アドバンス・ケア・プランニング)について |
1時間 | 訪問看護認定看護師 | |||||
B | 11 | 3 |
在宅療養を支える看護技術 ・ターミナルケア「天寿を全うする」 |
振り返り | 30分 | ||||||
B | 12 | 4 |
【講義・演習】 入退院を繰り返す療養者の看護 ・心不全療養者の在宅看護 |
心不全について | 1時間 | 小林幸江 | |||||
B | 13 | 3 |
在宅療養を支える看護技術 ・訪問看護演習「難病をもつ療養者・家族のケア」 |
【講義・演習】 | |||||||
B | 14 | 4 | |||||||||
B | 15 | 3 |
まとめ ・訪問看護の展望 |
【講義】 |
【実技】 定期試験 |
[評価方法] 定期試験(80%)、提出課題(20%) |
[履修上の注意] 事前学習、事後課題は講師より都度、伝達される。 事前学習を十分に行ったうえで講義に参加すること。 演習への参加は自ら調べ、主体的学習姿勢が求められる。また、臨床講師による授業では、在宅看護の実際を深く学んで欲しい。 |
[教科書] ナーシング・グラフィカ在宅看護論1地域療養を支えるケア:臺有桂編;メディカ出版 ナーシング・グラフィカ在宅看護論2在宅療養を支える技術:臺有桂編;メディカ出版 訪問看護アイデアノート:医療法人財団健和会訪問看護ステーション編著;照林社 |
[参考書・参考資料] 新版在宅看護論:木下由美子著;医歯薬出版 看護実践のための根拠がわかる在宅看護技術:正野逸子編著;メヂカルフレンド社 系統看護学講座統合分野在宅看護論:秋山正子;医学書院 写真でわかる訪問看護アドバンス:押川真喜子監修;インターメディカ |
[備考] 当科目においては、訪問看護ステーションでの実務経験を有する看護師(看護師の資格を有する者)が担当し、実務経験をもとにリアリティある教材や教育手法を用い看護実践の場で活用できる知識や技術を学びます。 |