授業科目 | 家族支援論 | 科目コード | 20200 |
---|---|---|---|
科目責任者 | 伊藤 茂理 |
1単位 |
講義・演習 |
15時間 |
3学年 前期 専門基礎分野 |
[授業概要] ケアの対象である家族の特性や健康な家族の在り方を理解するための家族看護理論を学び、家族の力を最大限に発揮させるための看護者の役割と支援姿勢を理解する。また、事例を通して家族看護展開方法について学ぶ。 |
[学習目標] 1.家族看護の定義と目標および家族看護学の主要な理論について説明できる。 2.家族の発達段階とその特徴,各期における家族の発達課題について説明できる。 3.家族アセスメントの目的と方法の概要が説明できる。 4.健康問題をもつ家族の事例検討を通して,基本的な援助方法について理解できる。 |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業方法 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
事前学習・事後学習 | 時間 | |||||||||
1 | 3 |
1.家族看護学の定義と目的、変遷 1) わが国における家族の変貌 2.看護のニーズと家族看護の視点 |
【講義】 |
【講義】 1.家族看護学の定義と目的 2.家族看護の対象理解 |
伊藤茂理 | |||||
2 | 4 |
3.現代家族の特徴; 1)家族の形態と機能 2)家族の発達段階と発達課題 3)家族観の変化、社会環境の変化 4.現代の家族が抱える健康問題 |
【講義】 |
【講義】 3.家族を理解する上での家族理論 |
||||||
3 | 3 |
5.家族のセルフケア機能と家族の健康 6.健康問題への家族の対応能力 |
【講義】 |
【講義】 4.家族看護における看護者の役割 5.看護者の基本姿勢 |
||||||
4 | 4 |
7.家族を理解するための諸理論 8.家族発達理論・家族システム理論・家族ストレス対処理論 |
【講義】 |
【講義】 6.家族看護過程 |
||||||
5 | 3 |
9.家族看護アセスメント 10. 情報収集とアセスメント、看護上の問題、目標設定、計画立案 |
【講義】 |
【講義】 7.家族看護展開の方法(1) |
||||||
6 | 4 |
11. 事例を活用した家族アセスメントの実際① 1)新しい家族員の誕生と家族の変化,親役割の獲得,育児不安 |
【講義・演習】 8.家族看護展開の方法(2)(渡辺式家族アセスメント・支援モデル) |
|||||||
7 | 3 |
12. 事例を活用した家族アセスメントの実際② 1)老いゆく家族の看護(向老期・退隠期の家族) |
【講義・演習】 9.家族看護展開の方法 (3) (渡辺式家族アセスメント支援モデル) |
|||||||
8 | 4 |
13. 救急医療・集中治療における家族の看護 14. まとめ |
【講義・演習】 10.家族看護展開の方法 (4) (渡辺式家族アセスメント支援モデル) |
[評価方法] 課題・取り組み状況から総合的に評価する |
[履修上の注意] |
[教科書] 系統看護学講座別巻家族看護学:上別府圭子著;医学書院 |
[参考書・参考資料] 家族看護学理論と実践第5版: 鈴木和子著;日本看護協会出版会 |
[備考] |