授業科目 看護の統合と実践方法論Ⅰ 科目コード 50070
科目責任者 四方 友美
1単位
講義・演習
30時間
3学年 前期 統合分野
[授業概要]
国際看護の概念、および災害医療の概要について学び、国際協力の現状と課題を理解する。また、看護専門職としての役割を国際的視野から考える。
[学習目標]
1.国際看護の概念を理解し国際協力の現状と課題を考えることができる。
2.災害看護の役割を理解し必要な技術を理解できる。
回数 曜日 時限 授業内容 授業方法 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
1 1 国際看護を学ぶ意義 【講義】 【講義】
世界情勢の変化
MDGsからSDGsへ
国際看護を学ぶ意義
専任教員
井澤浩美
2 1 国際看護の概念を理解する 【講義】 【講義】
国際看護の対象
開発途上国で起きていること
文化を考慮した看護
30分
3 2 国際看護の内容を理解する 【講義】 【講義】
国際看護の実際
ODA
JICAボランティア活動

30分
4 1 災害看護の歴史・役割・倫理 【講義】 【講義】
災害看護の歴史・役割・倫理・災害の定義
「災害とは」についてまとめておく。 30分 埼玉医療センター
看護師
5 2 災害の定義・関係組織・関連法について 【講義】 【講義】
災害関係の組織・関連法について
授業内に講師より提示する。
6 1 災害と情報(守秘義務と情報公開を含む) 【講義】 【講義】
災害と情報(守秘義務と情報公開を含む)
授業内に講師より提示する。
7 2 災害看護の基礎知識 【講義】 【講義】
災害看護の基礎知識
授業内に講師より提示する。
8 1 災害の特徴(災害サイクル) 【講義】 【講義】
災害の特徴(災害サイクル)
授業内に講師より提示する。
9 2 災害超急性期(トリアージ・応急処置・搬送) 【講義】 【講義】
災害超急性期(トリアージ・応急処置・搬送)
授業内に講師より提示する。 埼玉医療センター
看護師
10 3 急性期医療の実際(気胸・クラッシュ症候群等) 【講義】 【講義】
急性期医療の実際(気胸・クラッシュ症候群等)
授業内に講師より提示する。
11 1 災害援助の実際①(トリアージ) 【演習】 【演習】
災害援助の実際①(トリアージ)
授業内に講師より提示する。 埼玉医療センター
看護師
12 2 災害援助の実際②(救急蘇生法) 【演習】 【演習】
災害援助の実際②(救急蘇生法)
授業内に講師より提示する。
13 1 災害援助の実際③(包帯法) 【演習】 【演習】
災害援助の実際③(包帯法)
三角巾等の準備物品について講師より授業内に提示する
14 2 被災者特性に合わせた援助(小児、高齢者、妊婦) 【講義】 【講義】
被災者特性に合わせた援助(小児、高齢者、妊婦)
授業内に講師より提示する。 埼玉医療センター
看護師
15 2 災害亜急性期(避難所救護所・メンタルヘルス) 【講義】 【講義】
災害亜急性期(避難所救護所・メンタルヘルス)
筆記試験
授業内に講師より提示する。


[評価方法]
小テスト30%、筆記試験70%
[履修上の注意]
事前課題、事後課題は講師より都度、伝達される。
本講義では、国際看護や災害看護といった国を超えた活動に関連する内容を学ぶ。よって広い視野に立ち、世界でわが国の看護が果たす役割を考えることが必要になる。また、災害や国際的な活動を日常の身近なものとして捉えて、自分の身の回りの状況で自分の立場でできることを考えてほしい。
[教科書]
新体系看護学全書統合分野看護の統合と実践2災害看護学:小井土雄一編;メヂカルフレンド社
新体系看護学全書統合分野看護の統合と実践3国際看護学:樋口まち子編;メヂカルフレンド社
[参考書・参考資料]
[備考]
当科目においては、医療機関において実務経験を有する看護師(看護師等の資格を有する者)が担当し、実務経験をもとにリアリティある教材や教育手法を用い看護実践の場で活用できる知識や技術を学びます。