授業科目 | 看護の統合と実践方法論Ⅱ | 科目コード | 50080 |
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科目責任者 | 岡田 里香 |
1単位 |
講義・演習 |
30時間 |
3学年 前期 統合分野 |
[授業概要] 医療安全に必要な知識・技術を学び、安全な看護を提供するための判断力と実践力とチームの協働を身につける。また、事例演習を通して、多重課題、ケアの優先度に関する考え方及び、臨床で遭遇しやすい状況下において必要な統合的な看護技術や対処方法における計画立案・実践ができる基礎的能力を養う。 また、不測の事態にあっても他の看護師と連携し、また患者の状況を踏まえ援助計画を修正し患者を尊重した質の高い看護を提供するための実践力を身につける。 |
[学習目標] 1.安全・安楽を考えて患者への援助が実施できる。 2.患者の状況を常に考えて行動することができる。 3.チームの一員としての自覚をもち、チームで看護を実践することの大切さを説明できる。 4.看護における安全対策(危険の種類別に見た医療安全対策)について理解できる。 5.事故発生時の対応について理解できる。 |
Aクラス |
クラス | 回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業方法 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||||
A | 1 | 3 |
1)授業ガイダンス 2)事例紹介(4 事例の説明) 3)担当事例決定(一人1事例) 4)学習の進め方を考える 5)担当事例に関する知らべ学習 6)事例の情報を整理し、全体像を捉える 7)各事例について情報の整理と意味づけを行う 8)アセスメントと問題の明確化を行う *次回までに各事例のアセスメントと問題の明確化を行う |
【講義・演習】 1.授業ガイダンス 1)授業のねらい 2)授業の進め方 2.業務遂行のためのマネジメント 1)複数患者を受け持つ ための管理 (1)受け持つために必要な情報 (2)情報源 3.業務時間管理 1)スケジュール管理のための工夫 2)業務時間の管理 3)事例を用いて複数患者の業務時間の管理を学ぶ |
専任教員 岡田里香 |
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A | 2 | 4 | |||||||||
A | 3 | 1 |
1)各事例の情報、アセスメント、看護問題、目標の共有 2)各GW にて得られた意見をもとに内容を追加、修正する 3)看護問題の明確化と目標設定 4)事例の問題について看護計画を立案する *次回までに看護計画、複数事例の援助計画を立案 (優先順位には根拠を提示、KYT を取り入れる) |
【講義・演習】 4.多重課題への対処 1)看護現場における多重課題 2)多重課題の危険性 3)多重課題発生時の対処の原則 5.多重課題への対処の実際 1)事例、DVD場面から考察する 2)多重課題に対応するポイント |
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A | 4 | 2 | |||||||||
A | 5 | 1 |
1)各事例の援助計画について情報共有する 2)複数患者の援助計画について援助の根拠、優先順位について確認する 3)GW での意見をもとに援助計画を修正する *次回までの実践できる援助計画を立案する |
【講義】 6.看護と情報 1)医療における情報の重要性 2)看護師間での情報共有 7.医療情報の電子化 8.看護記録の実際 1)看護記録の書き方 2)SOAPの実際 9.指示と報告の基本 1)情報の共有と指示受け 10.医療チームにおける報告 1)報告の意義とポイント 2)報告の技術 3)アサーションな対応 11.報告・連絡・相談 1)報告・連絡・相談とは 2)報告・連絡・相談の実際 12.申し送り 1)申し送りの目的 2)申し送りのポイント |
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A | 6 | 2 | |||||||||
A | 7 | 1 |
1)グループ内で複数事例の援助計画を共有する 2)援助計画に沿った援助の実施を練習する *次回までに実践できるよう訓練をする |
【演習】 |
【講義・演習】 13.看護職の倫理綱領 1)看護倫理とは 2)看護職の倫理綱領とは 3)「倫理原則」「倫理綱領」「臨床倫理」の関係性 |
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A | 8 | 2 | |||||||||
A | 9 | 3 |
1)複数患者を受け持ち看護援助の実践 2)看護実践をふり返り課題を明確にする 3)看護実践内容から看護の継続について考える *次回までに連携(申し送り)が実践できように練習をする |
【演習】 |
【演習】 14.技術演習 1)輸液ポンプ、シリンジポンプ 2)ミキシング、プライミング 15.援助計画立案 |
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A | 10 | 4 | |||||||||
A | 11 | 3 |
【演習】 16.複数患者の援助の実際 |
60分 | |||||||
A | 12 | 4 | |||||||||
A | 13 | 3 |
1)演習のふり返り、不測の事態への対応と課題の明確化 2)看護における安全対策について 3)連携(申し送り)に必要な内容について確認する 4)グループ毎に連携の実際(申し送り)を実践する *次回までに自己の課題と成長を確認する *次回までに医療連携に必要な情報の明確化、看護要約をまとめる |
【講義】 17.医療事故 1)医療事故とは 2)ヒューマンエラー 3)ヒューマンエラーの対策 18.職業感染 1)職業感染の防止策 2)感染発生時の対応 19.安全対策の実際 1)安全対策の具体例 |
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A | 14 | 4 |
1)看護の継続に必要な情報の共有 2)授業のまとめ(ルーブリック評価表での評価) 3)自己の成長を確認する(成長エントリー、成長報告書) *ルーブリック評価、成長エントリー、課題レポート提出 |
【講義】 | |||||||
A | 15 | 3 |
【講義】 試験 |
Bクラス |
クラス | 回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業方法 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||||
B | 1 | 3 |
1)授業ガイダンス 2)事例紹介(4 事例の説明) 3)担当事例決定(一人1事例) 4)学習の進め方を考える 5)担当事例に関する知らべ学習 6)事例の情報を整理し、全体像を捉える 7)各事例について情報の整理と意味づけを行う 8)アセスメントと問題の明確化を行う *次回までに各事例のアセスメントと問題の明確化を行う |
【講義・演習】 1.授業ガイダンス 1)授業のねらい 2)授業の進め方 2.業務遂行のためのマネジメント 1)複数患者を受け持つ ための管理 (1)受け持つために必要な情報 (2)情報源 3.業務時間管理 1)スケジュール管理のための工夫 2)業務時間の管理 3)事例を用いて複数患者の業務時間の管理を学ぶ |
専任教員 岡田里香 |
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B | 2 | 4 | |||||||||
B | 3 | 1 |
1)各事例の情報、アセスメント、看護問題、目標の共有 2)各GW にて得られた意見をもとに内容を追加、修正する 3)看護問題の明確化と目標設定 4)事例の問題について看護計画を立案する *次回までに看護計画、複数事例の援助計画を立案 (優先順位には根拠を提示、KYT を取り入れる) |
【講義・演習】 4.多重課題への対処 1)看護現場における多重課題 2)多重課題の危険性 3)多重課題発生時の対処の原則 5.多重課題への対処の実際 1)事例、DVD場面から考察する 2)多重課題に対応するポイント |
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B | 4 | 2 | |||||||||
B | 5 | 1 |
1)各事例の援助計画について情報共有する 2)複数患者の援助計画について援助の根拠、優先順位について確認する 3)GW での意見をもとに援助計画を修正する *次回までの実践できる援助計画を立案する |
【講義】 6.看護と情報 1)医療における情報の重要性 2)看護師間での情報共有 7.医療情報の電子化 8.看護記録の実際 1)看護記録の書き方 2)SOAPの実際 9.指示と報告の基本 1)情報の共有と指示受け 10.医療チームにおける報告 1)報告の意義とポイント 2)報告の技術 3)アサーションな対応 11.報告・連絡・相談 1)報告・連絡・相談とは 2)報告・連絡・相談の実際 12.申し送り 1)申し送りの目的 2)申し送りのポイント |
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B | 6 | 2 | |||||||||
B | 7 | 1 |
1)グループ内で複数事例の援助計画を共有する 2)援助計画に沿った援助の実施を練習する *次回までに実践できるよう訓練をする |
【演習】 |
【講義・演習】 13.看護職の倫理綱領 1)看護倫理とは 2)看護職の倫理綱領とは 3)「倫理原則」「倫理綱領」「臨床倫理」の関係性 |
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B | 8 | 2 | |||||||||
B | 9 | 3 |
1)複数患者を受け持ち看護援助の実践 2)看護実践をふり返り課題を明確にする 3)看護実践内容から看護の継続について考える *次回までに連携(申し送り)が実践できように練習をする |
【演習】 |
【演習】 14.技術演習 1)輸液ポンプ、シリンジポンプ 2)ミキシング、プライミング 15.援助計画立案 |
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B | 10 | 4 | |||||||||
B | 11 | 1 |
【演習】 16.複数患者の援助の実際 |
60分 | |||||||
B | 12 | 2 | |||||||||
B | 13 | 3 |
1)演習のふり返り、不測の事態への対応と課題の明確化 2)看護における安全対策について 3)連携(申し送り)に必要な内容について確認する 4)グループ毎に連携の実際(申し送り)を実践する *次回までに自己の課題と成長を確認する *次回までに医療連携に必要な情報の明確化、看護要約をまとめる |
【講義】 17.医療事故 1)医療事故とは 2)ヒューマンエラー 3)ヒューマンエラーの対策 18.職業感染 1)職業感染の防止策 2)感染発生時の対応 19.安全対策の実際 1)安全対策の具体例 |
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B | 14 | 4 |
1)看護の継続に必要な情報の共有 2)授業のまとめ(ルーブリック評価表での評価) 3)自己の成長を確認する(成長エントリー、成長報告書) *ルーブリック評価、成長エントリー、課題レポート提出 |
【講義】 | |||||||
B | 15 | 3 |
【講義】 試験 |
[評価方法] 終了試験80% 課題提出20% |
[履修上の注意] 自らの体験を振り返りながら、主体的に学習する姿勢が求められる。 |
[教科書] よくわかる看護職の倫理綱領:峰村淳子編著;照林社 新体系看護学全書統合分野看護の統合と実践1看護実践マネジメント/医療安全:小澤かおり編;メヂカルフレンド社 |
[参考書・参考資料] |
[備考] 当科目においては、医療機関において実務経験を有する看護師(看護師等の資格を有する者)が担当し、実務経験をもとにリアリティある教材や教育手法を用い看護実践の場で活用できる知識や技術を学びます。 |