授業科目 小児看護学方法論Ⅱ 科目コード 40160
科目責任者 黒木 公子
1単位
講義・演習
30時間
2学年 前期 専門分野Ⅱ
[授業概要]
先天性疾患や小児特有の疾病や障害について器官系統別に病態生理・検査・治療を理解し、子どもの成長発達や生活・家族に及ぼす影響を学ぶ。外来や入院における子どもと家族の看護を理解し、また、救急及び事故時にある子どもと家族の看護については演習を行う。
[学習目標]
1.健康障害が小児と家族に及ぼす影響を理解する。
2.小児に出現しやすい疾病の病態、症状、検査、治療を理解する。
3.救急及び事故時の子どもと家族の看護を理解する。
回数 曜日 時限 授業内容 授業方法 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
1 3 3.新生児期の健康障害と検査・治療
  1)新生児、遺伝性疾患:RDS、ダウン症候群等
【講義】 【講義】
1.新生児期の健康障害と検査・治療
 1)新生児、遺伝性疾患:RDS、ダウン症候群等
事前 左記学習内容に関連する解剖生理学、病態生理学を復習
事後 講義内容の復習 小テストの学習
60分 小児科医師
村上信行
2 4
1.健康障害が小児と家族に及ぼす影響 【講義】 【講義】
2.
 1)健康障害が小児と家族に及ぼす影響
 小テスト
安齋順子
3 4 【講義】
3.小児にみられる主な疾患と検査・治療
 1)循環器系疾患:先天性心疾患、川崎病等
事後 講義内容の復習
小テストの学習
60分 小児科医師
村上信行
4 1 2.疾病、障害を持つ小児と家族の看護(外来・入院) 【講義】 【講義】
2.
 2)疾病、障害を持つ小児と家族の看護(外来・入院)
 小テスト
安齋順子
5
3   5)呼吸器系疾患:肺炎・細気管支炎等 【講義】 【講義】
3.
 2)呼吸器系疾患:肺炎・細気管支炎等
6
4   6)血液系疾患・悪性新生物:白血病・神経芽腫・ITP等 【講義】 【講義】
3.
 3)血液系疾患・悪性新生物:白血病・神経芽腫・ITP等
7 1   7)腎・泌尿器系疾患:ネフローゼ症候群・腎炎等 【講義】 【講義】
3.
 4)腎・泌尿器系疾患:ネフローゼ症候群・腎炎等
8 3   2)内分泌疾患:低身長、成長ホルモン分泌不全症
  3)消化器系疾患:先天性奇形、腸重積症、胆道閉鎖症等
【講義】 【講義】
3.
 5)内分泌疾患:低身長、成長ホルモン分泌不
 全症
  3)消化器系疾患:先天性奇形、腸重積症、胆道閉鎖症等
事後 講義内容の復習
小テストの学習
60分 小児科医師
村上信行
9
2   8)内分泌・代謝性疾患:糖尿病 【講義】 【講義】
3.
 6)内分泌・代謝性疾患:糖尿病
小テスト
安齋順子
10
4
  4)神経系疾患:脳性麻痺・熱性けいれん・てんかん等 【講義】 【講義】
3.
 7)神経系疾患:脳性麻痺・熱性けいれん・てんかん等
事後 講義内容の復習
小児科医師
村上信行
11
1   9)感染症疾患:麻疹など伝染性疾患等
  10)アレルギー性疾患:気管支喘息・食物アレルギー
【講義】 【講義】
3.
 8)感染症疾患:麻疹など伝染性疾患等
 9)アレルギー性疾患:気管支喘息・食物アレルギー
安齋順子
12 2   11)運動器疾患:骨折・先天性股関節脱臼等
  12)口腔・皮膚疾患:口唇口蓋裂・熱傷
5.まとめ
  1)国試問題作成
【講義】
3. 
 10)運動器疾患:骨折・先天性股関節脱臼等
 11)口腔・皮膚疾患:口唇口蓋裂・熱傷
13 3 5.救急及び事故時の子どもと家族の看護(1)
  1)子どもの事故
  2)子どもの虐待
6.救急及び事故時の子どもと家族の看護(2)
  小児救急の演習
【講義・演習】 【講義・演習】
4.救急及び事故時の子どもと家族の看護(1)
  1)子どもの事故
  2)子どもの虐待
6.救急及び事故時の子どもと家族の看護(2)
  小児救急の演習
埼玉医療センター看護部
14 4
15 2 【講義】
講義まとめ
終了試験
安齋順子


[評価方法]
定期試験90% 小テスト10%
[履修上の注意]
小児に起こりやすい疾患理解のため、既習の小児の解剖生理的特徴、病態生理学を復習した上で、講義に臨んでほしい。
[教科書]
新体系看護学全書小児看護学1小児看護学概論/小児保健:小林京子編;メヂカルフレンド社
新体系看護学全書小児看護学2健康障害をもつ小児の看護:小林京子編;メヂカルフレンド社
ナーシング・グラフィカ小児看護学2小児看護技術:中野綾美編;メディカ出版
[参考書・参考資料]
[備考]