授業科目 看護教育学 科目コード 10160
科目責任者 小林 佳志子
1単位
講義
15時間
2学年 前期 基礎分野
[授業概要]
看護師は看護活動において患者や家族への教育的支援、後輩や実習生の指導など多くの場面で教育的な役割を担う。そのため、教育とは何かを考える中で人間理解や発達について理解する。さらに看護師は専門職として自己を理解し、キャリアを拓いていくことが必要である。ここでは、学ぶことと教えることの意義を理解し、看護活動における学習者、教育者としての姿勢や態度を身に付ける。また患者教育の基本を学び、教育の実際を体験することで学びを深める。
[学習目標]
1.学習の原理を学習し、学ぶことと教えることについて考えることができる。
2. 学習者及び教育者としての姿勢や態度を理解する。
3.患者教育の方法を体験し、課題を考えることができる。
4.キャリアビジョンを描き、専門職として生涯学習の必要性を認識できる。
回数 曜日 時限 授業内容 授業方法 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
1 4 16 1
【講義】
1.人の発達と学習
1)学ぶことと教えること
2)人の発達
3)学習の原理
事前:科目「人間発達学」の復習
事後:本時のリフレクションを提出
専任教員
小林佳志子
2 4 25 1 【講義】
2.指導の基本
 1)指導者の役割と姿勢
 2)指導の設計
 3) 指導の技法
3 5 7 1 【演習】
3.健康教育の実際
1)意思決定支援をねらいとする健康教育計画
4 5 20 1
【演習】
2)健康教育の実践
事前:健康教育実践の準備。
5 6 10 4 【演習】
3)健康教育の評価
事後:健康教育の評価と学びを提出。
6 9 2 2 【講義】
4.看護継続教育と看護教育制度
外部講師
7 9 3 3 【講義】
5.看護職の自律と学習
1)熟達化に向けての学習
2)キャリア開発のための学習
外部講師
8 9 3 4 【講義】
6.専門職としてのキャリア形成
事後:講師より提示されたテーマについてレポートを提出。 外部講師


[評価方法]
授業内評価及び課題による総合評価
[履修上の注意]
学ぶこと教えることの意義を理解し、看護専門職として学習し続ける姿勢や態度を身につけてほしい。
[教科書]
看護のための教育学第2版:中井俊樹編著;医学書院
[参考書・参考資料]
ベナー看護論-達人ナースの卓越性とパワー-:パトリシア・ベナー;医学書院
[備考]