授業科目 彩の国さいたま学 科目コード 10200
科目責任者 久米 隼
1単位
講義
15時間
2学年 前期 基礎分野
[授業概要]
埼玉県の自然や風土、歴史、文化、環境、人々の暮らしの特徴について知り、その中から学生が興味関心のあるテーマについてさらに詳しく調べ、共有することで地域に関する理解を深める。
[学習目標]
1.埼玉県の自然や風土、歴史、文化、環境、人々の暮らしについて基本的な理解ができる。
2.自らが興味のあるテーマについて学びを深め、それを説明することができる。
3.他の学生の学びを共有することで、埼玉に関する知識・興味関心をさらに深めることができる。
回数 曜日 時限 授業内容 授業方法 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
1 5 7 3
【講義】
1.「さいたま」を知る
1)さいたまの文化・経済・産業と労働
・毎回の授業内容について復習し、学びや気づきの整理、課題などに取り組むこと。
(毎回の授業後に、リアクションペーパーの提出を求めます)

・「さいたま」を知るということは、日ごろの生活の中で、地域に意識をむけることが学びにつながる。例えば、出掛ける際に見かけた地名や駅名などについて調べてみることも大切な学びである。

・図書館や博物館、史跡への訪問、インタ ーネットを用いた調べ学習を行うこと。

・テーマによってグループをわけるが、発表に向けてグループで協力して課題に取り組むこと。
授業ごとに1時間程度 久米隼
2 5 14 3 【講義】
2)さいたまの災害特性と防災体制
3 5 21 3
【講義】
3)さいたまの環境・人々の暮らし
4 5 21 4 【講義・演習】
4)さいたまの歴史・自然・風土
5 5 28 3 【講義・演習】
2.「さいたま」をさらに深く知る
1) 研究テーマの設定
6 6 4 3 【講義・演習】
2)調査と検討
3)発表資料の制作
7 6 11 3 【講義・演習】
3.他学生と学びの共有
1) 発表
8 6 11 4
【講義・演習】
2) まとめ


[評価方法]
発表資料制作物30%、授業内発表30%、授業内課題・参画等40%を総合的に評価する。
学生各々が希望するテーマに沿っていくつかのグループにわけ、グループワークを行う。
評価にあたっては、原則として発表資料をグループで作成・発表することを条件とする。
[履修上の注意]
書物やインターネットだけでなく実際に史跡や名所、博物館などを訪れるなどして地域に興味関心をもって学んでほしい。
授業の一部はゲスト講師を招聘して行う予定である。積極的な参画を期待する。
[教科書]
適宜プリント等を配付する
[参考書・参考資料]
柳原邦光ほか「地域学入門―〈つながり〉をとりもどす―」ミネルヴァ書房、2011.
菊池健太「埼玉の風土がよくわかる本―やさしく学ぶ埼玉地域文化論―」さわらび舎、2019.
[備考]
グループワークを行う上で履修する学生各自が本授業の重要な一員であることを忘れずに、授業に臨むこと。