授業科目 | 看護のための形態機能学Ⅹ | 科目コード | 20310 |
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科目責任者 | 加藤 江里子 |
1単位 |
講義 |
30時間 |
1学年 後期 専門基礎分野 |
[授業概要] 看護の実際に活かせるよう人の生活を視点に人体の形態機能を学ぶ。人体の基礎となる構造・機能、人体の発生に関する基礎的知識を学ぶ。それを基盤にその正常性が破綻した場合の症候や疾患の病態生理・検査・診断・治療について学ぶ。 |
[学習目標] 1.男性生殖器、女性生殖器に関する構造と機能を説明できる。 2.排尿の仕組みについて説明できる。 3.男性生殖器、女性生殖器の機能障害の原因・症状・検査・診断・治療について説明できる。 |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業方法 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | |||||||||
1 | 10 | 21 | 月 | 4 |
【講義】 1.男性生殖器の形態機能 2. 女性生殖器・乳房の形態機能 3.性ホルモンの種類とはたらき 4. 排尿に関する形態機能 |
【事後課題】 講義復習 |
0.5 | 加藤江里子 | ||
2 | 10 | 28 | 月 | 3 | ||||||
3 | 11 | 11 | 月 | 2 |
【講義】 4.形態機能学の知識を使ったアセスメント |
【事後課題】 白地図記入 |
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4 | 11 | 11 | 月 | 3 |
【講義】 5.泌尿器系の正常性の破綻 ①主な検査と処置 ②症状と病態(血尿・尿閉・尿失禁) |
泌尿器科医師 韮塚あす実 |
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5 | 11 | 11 | 月 | 4 |
【講義】 6.泌尿器系疾患の診断と治療 ・前立腺炎 ・前立腺肥大症 ・膀胱炎 ・尿道炎 ・先天異常 ・男性不妊症 |
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6 | 11 | 18 | 月 | 1 |
【講義】 6.泌尿器系疾患の診断と治療 ・前立腺がん ・膀胱がん ・腎細胞がん・腎盂・尿管がん ・精巣腫瘍 ①手術療法の適応と方法 ②化学療法 主な抗がん剤と使用上の留意点 ③放射線療法の適応と留意点 |
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7 | 11 | 18 | 月 | 2 | ||||||
8 | 11 | 25 | 月 | 3 |
【講義】 7.女性生殖器系の正常の破綻 ①主な検査と処置 ②症状と病態(不正性器出血・下腹部痛) ③更年期障害 |
産科婦人科医師 飯塚真 |
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9 | 11 | 25 | 月 | 4 |
【講義】 8.女性生殖器系の診断と治療 ・無月経 ・多嚢胞性卵巣症候群 ・内性器形態異常 ・子宮内膜症 ・子宮筋腫 |
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10 | 12 | 2 | 月 | 1 |
【講義】 8.女性生殖器系の診断と治療 ・子宮頸癌 ・子宮体癌 ・卵巣腫瘍 ①進行期分類と治療方法 ②手術療法と術後合併症・術後管理 ③化学療法の方法と留意点 ④放射線療法(外部照射と腔内照射)の方法と留意点 |
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11 | 12 | 2 | 月 | 2 |
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12 | 12 | 9 | 月 | 3 |
【講義】 9.不妊症の検査と治療 ①代表的な検査 ②体外受精の方法 |
リプロダクションセンター医師 正木希世 |
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13 | 12 | 9 | 月 | 4 |
【講義】 10.乳腺系の正常の破綻 ①主な検査と処置 ②症状と病態 11.乳腺系疾患の診断と治療 ・線維腺腫 ・乳腺炎 |
乳腺科医師 辻 英一 |
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14 | 12 | 16 | 月 | 1 |
【講義】 11.乳腺系疾患の診断と治療 ・乳がん ①乳がんの分類と進行 ②手術療法(乳房温存・乳房切除・リンパ節郭清術) ③化学療法およびホルモン療法の方法と留意点 ④放射線療法 ⑤術後管理(リハビリテーション含む) ⑥再発と転移の治療 |
乳腺科医師 丹羽隆善 |
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15 | 2 | 3 | 月 | 2 |
【講義】 試験・まとめ |
加藤江里子 |
[評価方法] 授業内評価及び筆記試験による総合評価 |
[履修上の注意] |
[教科書] ナーシング・グラフィカ人体の構造と機能1解剖生理学:武田裕子編;メディカ出版 ナーシング・グラフィカEX疾患と看護8腎/泌尿器/内分泌・代謝:繪本正憲編;メディカ出版 ナーシング・グラフィカEX疾患と看護9女性生殖器:苛原稔編;メディカ出版 |
[参考書・参考資料] ナーシング・グラフィカ健康の回復と看護7疾病と治療:林正健二編;メディカ出版 ナーシング・グラフィカ健康の回復と看護6内部環境調節機能障害/性・生殖機能障害:林正健二編;メディカ出版 |
[備考] 当科目においては、医療機関において実務経験を有する医師・看護師(看護師等の資格を有する者)が担当し、実務経験をもとにリアリティある教材や教育手法を用い看護実践の場で活用できる知識や技術を学びます。 |