授業科目 | 栄養学 | 科目コード | 20380 |
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科目責任者 | 川﨑 弘 |
1単位 |
講義 |
30時間 |
2学年 前期 専門基礎分野 |
[授業概要] 疾患を治療する上で、病態の経過を左右する要因として適切な栄養管理が重要である。食品・食物の特性を理解し、健康と食生活の関係を理解すると共に、健康の保持増進、疾病の予防・回復のための栄養と食事について学ぶ |
[学習目標] 1.現在の食生活の問題点について説明できる 2.栄養素の役割について説明できる 3.食物の消化・吸収・代謝について説明できる 4. 疾病と栄養の関連について説明できる 5.実際の治療食を体験し、看護師の役割について述べることができる |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業方法 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | |||||||||
1 | 4 | 12 | 金 | 1 |
【講義】 3.日常生活と栄養 1)食文化 ①世界の食文化の多様性 ②日本の食生活の変遷 ③現在の食生活の特徴と問題点 ④食の安全・安心を守る取り組み 1.臨床栄養学の基礎知識 1)臨床栄養学の意義と看護 |
逆井優 | ||||
2 | 4 | 19 | 金 | 1 |
【講義】 1.臨床栄養学の基礎知識 2)栄養とは ①栄養と栄養素 ②栄養素の分類(たんぱく質、脂質) |
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3 | 4 | 26 | 金 | 1 |
【講義】 1.臨床栄養学の基礎知識 2)栄養とは ②栄養素の分類(炭水化物、ビタミン、ミネラル) |
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4 | 5 | 10 | 金 | 1 |
【講義】 2.食品成分と食事摂取基準 1)食品成分とエネルギー ①食品のもつエネルギー ②エネルギー消費量 ③食品の分類と食品群 ④日本食品標準成分表 ⑤不足しがちな栄養素を多く含む食品 3.日常生活と栄養 2)運動と栄養 ①運藤とエネルギー源としての栄養素 ②エネルギー産生に関わる栄養素 ③運動による身体づくりと栄養素 ④身体機能の調節に関わる栄養素 ⑤体温調節と栄養素 ⑥リハビリテーションと栄養管理 ⑦健康寿命と栄養管理 |
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5 | 5 | 17 | 金 | 1 |
【講義】 2.食品成分と食事摂取基準 2)日本人の食事摂取基準2020年版 ①策定方針 ②指標 ③策定方法 ④活用に関する基本事項 ⑤対象特性と留意点 ⑦エネルギー・栄養素 |
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6 | 5 | 24 | 金 | 1 |
【講義】 3.日常生活と栄養 3)人生各期における健康生活と栄養 ①乳幼児期 ②学童期 ③青年期 ④成人期 ⑤妊娠・授乳期 ⑥高齢期 |
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7 | 5 | 31 | 金 | 1 |
【講義】 1.臨床栄養学の基礎知識 3)栄養アセスメント ①栄養サポートチーム ②身体計測 ③臨床検査 ④食事調査 《中間試験》 |
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8 | 6 | 7 | 金 | 1 |
【講義】 中間試験の解答・解説 授業内容の復習・まとめ |
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9 | 6 | 7 | 金 | 2 |
【講義・演習】 4.療養生活と栄養 1)治療による回復を促すための食事と栄養管理 2)栄養成分別コントロール食 3)嚥下障害のある人のための食事 4)経口摂取できない患者のための栄養管理 《課題レポート》 |
大口萌 | ||||
10 | 6 | 14 | 金 | 1 |
【講義】 5.疾患別の栄養食事療法 1)消化器系疾患 |
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11 | 6 | 14 | 金 | 2 |
【講義・演習】 5.疾患別の栄養食事療法 2)内分泌・代謝疾患 《課題レポート》 |
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12 | 6 | 21 | 金 | 1 |
【講義】 5.疾患別の栄養食事療法 3)循環器系疾患 |
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13 | 6 | 21 | 金 | 2 |
【講義】 5.疾患別の栄養食事療法 4)腎疾患 |
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14 | 8 | 2 | 金 | 1 |
【講義】 6.栄養食事指導の実際 1)健康増進のための栄養食事指導 2)食習慣改善のための栄養食事指導 《症例紹介》 |
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15 | 9 | 13 | 金 | 1 |
【講義】 授業内容まとめ 《試験》 |
[評価方法] 筆記試験・課題レポートによる総合評価 【評価の割合】中間試験16%、期末試験80%、課題レポート4% |
[履修上の注意] |
[教科書] ナーシング・グラフィカ疾病の成り立ちと回復の促進4臨床栄養学:關戸啓子編;メディカ出版 |
[参考書・参考資料] 糖尿病食事療法のための食品交換表第7版:日本糖尿病協会編;文光堂 |
[備考] 当科目においては、医療機関において実務経験を有する栄養士が担当し、実務経験をもとにリアリティある教材や教育手法を用い看護実践の場で活用できる知識や技術を学びます。 |