授業科目 | リハビリテーション論 | 科目コード | 20150 |
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科目責任者 | 頓所 佳代 |
1単位 |
講義 |
15時間 |
2学年 前期 専門基礎分野 |
[授業概要] リハビリテーションの概念や特徴を理解し、障害の予防・回復促進を支援するための知識・技術・態度を学ぶ。またリハビリテーション医療チームの一員として、リハビリテーション看護の役割を理解する。 さらに地域リハビリテーションの理念をふまえ、地域社会参加への必要性について学習する。 |
[学習目標] 1.リハビリテーションの基本的な考え方と施策が理解できる。 2.リハビリテーション医療に携わる専門職の役割・機能を理解できる。 3.リハビリテーション看護の役割が理解できる。 4. 地域リハビリテーションの重要性を認識する。 |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業方法 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | |||||||||
1 | 4 | 16 | 火 | 4 |
【講義】 1. リハビリテーションとは 1) リハビリテーションの理念・ 定義 2) リハビリテーションの領域 2. リハビリテーションに用いられ る主要な概念 1) QOL 2) セルフケア 3) ノーマライゼーションから ソーシャルインクルージョンへ 4) エンパワメント 3. リハビリテーションの種類 1) 脳血管・心疾患・運動器・摂 食機能 4. 回復過程に応じたリハビリテー ション(急性期・回復期・生活期) |
リハビリテーション科医師 上條義一郎 |
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2 | 5 | 10 | 金 | 4 |
【講義・演習】 5. リハビリテーションに携わる専門職 1)理学療法士の役割・機能 (1)理学療法士とは (2)機能障害と日常生活動作のアセスメント(ROM・MMT/ADL評価) (3)廃用症候群の予防とその方法 (4)歩行補助具 |
理学療法士 高橋克幸 |
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3 | 5 | 24 | 金 | 4 |
理学療法士 剱山大 |
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4 | 5 | 31 | 金 | 4 |
【講義】 2)作業療法士の役割・機能 (1)作業療法士とは (2)QOLの向上に向けた生活 行動の再獲得と支援方法 |
作業療法士 加納彰人 |
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5 | 6 | 7 | 金 | 4 |
【講義】 3)言語聴覚士の役割・機能 (1)言語聴覚士とは (2)失語症とは (3)誤嚥性肺炎とは (4)摂食嚥下リハビリテーション |
言語聴覚士 角田美津子 |
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6 | 6 | 14 | 金 | 4 |
【講義】 5) 看護師の役割・機能 (1) 看護の役割 (2) 倫理的問題 (3) チーム医療における連携 |
埼玉医療センター 看護部看護師 榎本美穂 |
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7 | 6 | 21 | 金 | 4 |
【講義】 6. 地域リハビリテーションとは |
理学療法士 眞鍋知子 |
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8 | 9 | 13 | 金 | 3 |
【講義】 まとめ・試験 |
専任教員 頓所佳代 |
[評価方法] 筆記試験 |
[履修上の注意] |
[教科書] ナーシング・グラフィカ成人看護学5リハビリテーション看護:奥宮暁子編;メディカ出版 |
[参考書・参考資料] |
[備考] 当科目においては、医療機関において実務経験を有する看護師(看護師等の資格を有する者)・理学療法士等が担当し、実務経験をもとにリアリティある教材や教育手法を用い看護実践の場で活用できる知識や技術を学びます。 |