授業科目 | 対象把握の技術(看るちからⅠ) | 科目コード | 30180 |
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科目責任者 | 黒子 菜緒子 |
1単位 |
講義 |
30時間 |
1学年 後期 専門分野 |
[授業概要] 対象の健康状態を適切に把握するために必要な知識、技術、態度を学ぶ。また形態機能学をふまえ科学的根拠に基づいて対象の健康状態をアセスメントできるよう学修する。 |
[学習目標] 1. 看護における観察、記録、報告の意義、方法がわかる。 2.ヘルスアセスメント、フィジカルアセスメントの意義と方法がわかる。 3. バイタルサイン測定の根拠と意義、方法がわかり、実践できる。 4. フィジカルイグザミネーションの基本技術及び器官系統別の方法がわかり、実践できる。 5. 得られたデータを基にヘルスアセスメントについて考えることができる。 |
クラス | 回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業方法 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||||
A | 1 | 10 | 1 | 火 | 3 |
【講義】 1.ヘルスアセスメント 2.フィジカルアセスメント 3.バイタルサインとは 4.バイタルサインとは 5.身体計測 6.報告と記録 |
<事前学習> ①体温、呼吸、心拍、血圧維持に関する形態機能学を復習 ②意識レベルに関する基礎知識 |
黒子菜緒子 | |||
A | 2 | 10 | 1 | 火 | 4 |
【講義】 7.バイタルサイン測定 1)バイタルサイン測定の手順と根拠 2)バイタルサインの変動とその要因 |
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A | 3 | 10 | 4 | 金 | 2 | ||||||
A | 4 | 10 | 8 | 火 | 3 |
【演習】 8.バイタルサイン測定の技術 |
<事前> ①バイタルサインの手順について根拠を記載する ②①を基に自己練習してから臨む <事後学習> リフレクション |
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A | 5 | 10 | 8 | 火 | 4 | ||||||
A | 6 | 10 | 25 | 金 | 3 |
【演習】 9.模擬患者へのバイタルサイン測定 |
<事前学習> 複数名のバイタルサイン測定の実施 |
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A | 7 | 10 | 30 | 水 | 3 |
【講義】 10.呼吸器系のフィジカルアセスメント 1)呼吸器系の基礎知識 2)問診 3)フィジカルイグザミネーション |
<事前学習> 呼吸器系の形態機能学を復習 <事後> ①肺と呼吸の聴取部位記入(図) ②呼吸の副雑音を復習 |
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A | 8 | 10 | 30 | 水 | 4 |
【講義】 11.循環器系のフィジカルアセスメント 1)循環器系の基礎知識 2)問診 3)フィジカルイグザミネーション |
<事前学習> 循環器系の形態機能学を復習 <事後学習> ①心臓と心音の聴診部位の記入(図) ②ⅠⅡ音、ⅢⅣ音の聴診の順序とチェストピースの当て方を復習 |
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A | 9 | 11 | 28 | 木 | 1 |
【講義】 12.消化器系のフィジカルアセスメント 1)消化器系の基礎知識 2)問診 3)フィジカルイグザミネーション 13.感覚器(眼・耳)のフィジカルアセスメント 14.ISBARCによる報告 15.SOAPによる記録 |
<事前学習> 消化器系と感覚器の形態機能学を復習 |
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A | 10 | 11 | 28 | 木 | 2 |
【講義】 16.対象に合わせたフィジカルアセスメントの方法を考える 1)問診 2)フィジカルイグザミネーション |
<事前学習> 呼吸・循環・腹部のフィジカルアセスメントの復習 |
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A | 11 | 12 | 3 | 火 | 3 |
【演習】 17.対象に合わせたフィジカルアセスメントの実際 1)呼吸器 2)循環器 3)腹部 |
<事前学習> ①手順・留意点を自己作成する ②①を基に自己練習してから臨む <事後学習> リフレクション |
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A | 12 | 12 | 3 | 火 | 4 | ||||||
A | 13 | 12 | 13 | 金 | 1 |
【講義】 18.得られたデータから科学的根拠に基づいてヘルスアセスメントする 1)主観的データ 2)客観的データ 3)分析・解釈 4)援助計画 19.ISBARCによる報告 |
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A | 14 | 1 | 21 | 火 | 3 |
【演習】 技術試験 1)バイタルサイン測定 |
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A | 15 | 1 | 31 | 金 | 3 |
【講義】 筆記試験・解説 |
Bクラス |
クラス | 回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業方法 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||||
B | 1 | 10 | 1 | 火 | 3 |
【講義】 1.ヘルスアセスメント 2.フィジカルアセスメント 3.問診とフィジカルイグザミネーション 4.バイタルサインとは 5.身体計測 6.報告と記録 |
<事前学習> ①体温、呼吸、心拍、血圧維持に関する形態機能学を復習 ②意識レベルに関する基礎知識 |
黒子菜緒子 | |||
B | 2 | 10 | 1 | 火 | 4 |
【講義】 7.バイタルサイン測定 1)バイタルサイン測定の手順と根拠 2)バイタルサインの変動とその要因 |
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B | 3 | 10 | 4 | 金 | 2 | ||||||
B | 4 | 10 | 8 | 火 | 1 |
【演習】 8.バイタルサイン測定の技術 |
<事前> ①バイタルサインの手順について根拠を記載する ②①を基に自己練習してから臨む <事後学習> リフレクション |
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B | 5 | 10 | 8 | 火 | 2 | ||||||
B | 6 | 10 | 25 | 金 | 3 |
【演習】 9.模擬患者へのバイタルサイン測定 |
<事前学習> 複数名のバイタルサイン測定の実施 |
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B | 7 | 10 | 30 | 水 | 3 |
【講義】 10.呼吸器系のフィジカルアセスメント 1)呼吸器系の基礎知識 2)問診 3)フィジカルイグザミネーション |
<事前学習> 呼吸器系の形態機能学を復習 <事後> ①肺と呼吸の聴取部位記入(図) ②呼吸の副雑音を復習 |
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B | 8 | 10 | 30 | 水 | 4 |
【講義】 11.循環器系のフィジカルアセスメント 1)循環器系の基礎知識 2)問診 3)フィジカルイグザミネーション |
<事前学習> 循環器系の形態機能学を復習 <事後学習> ①心臓と心音の聴診部位の記入(図) ②ⅠⅡ音、ⅢⅣ音の聴診の順序とチェストピースの当て方を復習 |
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B | 9 | 11 | 28 | 木 | 1 |
【講義】 12.消化器系のフィジカルアセスメント 1)消化器系の基礎知識 2)問診 3)フィジカルイグザミネーション 13.感覚器(眼・耳)のフィジカルアセスメント 14.ISBARCによる報告 15.SOAPによる記録 |
<事前学習> 消化器系と感覚器の形態機能学を復習 |
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B | 10 | 11 | 28 | 木 | 2 |
【講義】 16.対象に合わせたフィジカルアセスメントの方法を考える 1)問診 2)フィジカルイグザミネーション |
<事前学習> 呼吸・循環・腹部のフィジカルアセスメントの復習 |
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B | 11 | 12 | 6 | 金 | 1 |
【演習】 17.対象に合わせたフィジカルアセスメントの実際 1)呼吸器 2)循環器 3)腹部 |
<事前学習> ①手順・留意点を自己作成する ②①を基に自己練習してから臨む <事後学習> リフレクション |
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B | 12 | 12 | 6 | 金 | 2 | ||||||
B | 13 | 12 | 13 | 金 | 1 |
【講義・演習】 18.得られたデータから科学的根拠に基づいてヘルスアセスメントする 1)主観的データ 2)客観的データ 3)分析・解釈 4)援助計画 19.ISBARCによる報告 |
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B | 14 | 1 | 21 | 火 | 2 |
技術試験 1)バイタルサイン測定 |
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B | 15 | 1 | 31 | 金 | 3 | 筆記試験・解説 |
[評価方法] 筆記試験100点・技術試験100点を合算した上で、100点で評価する。但し、筆記試験・技術試験共に60点以上の取得が必要である。 |
[履修上の注意] 患者を表面的に捉えるのではなく、患者の身体や心理、社会面を含め、根拠を基に多角的に捉えるための方法と技術を学びます。 既習の解剖生理学、講義の予習・復習を行い根拠のある技術の取得を目指してほしい。 |
[教科書] ナーシング・グラフィカ基礎看護学2基礎看護技術Ⅰ:松尾ミヨ子著;メディカ出版 看護がみえる3フィジカルアセスメント:医療情報科学研究所編;メディックメディア |
[参考書・参考資料] フィジカルアセスメントワークブック:山内豊明著;医学書院 統看護学講座専門分野Ⅰ基礎看護学2基礎看護技術Ⅰ:有田清子著;医学書院 |
[備考] 当科目においては、医療機関において実務経験を有する看護師(看護師等の資格を有する者)が担当し、実務経験をもとにリアリティある教材や教育手法を用い看護実践の場で活用できる知識や技術を学びます。 |