授業科目 地域の暮らしを支える仕組み 科目コード 30240
科目責任者 井澤 浩美
1単位
講義
30時間
1学年 後期 専門分野
[授業概要]
地域の暮らしを支える仕組みについて学び、多職種との連携協働と看護の役割を知る。
[学習目標]
1.医療・保健・福祉制度のしくみについて理解できる。
2.多職種連携、協働の中での看護の役割を実践できる。
回数 曜日 時限 授業内容 授業方法 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
1 9 30 2
【講義】
1.地域の暮らしを支えるしくみ
 1)社会保障制度の現状と課題
 2)社会資源の活用
 ①フォーマルサービス
  ②インフォーマルサービス
  3)社会資源活用における看護の役割
専任教員
井澤浩美
2 10 7 2 【講義】
1.医療保険制度のしくみ
 1)制度のしくみ
  ①医療保険
 ②後期高齢者医療制度
2.介護保険制度のしくみ
 1)介護保険とは
  2)申請から認定まで
 3)介護予防サービス、介護サービスの給付手
続き
3.介護保険制度の給付内容
 1)介護予防サービス
 2)介護サービス
3) 地域密着型サービス
 4)認知症対策
  ・認知症予防、対象サービス
  ・新オレンジプラン
3 10 15 1
4 10 22 2
【講義・演習】
1.地域包括ケアにおける認知症高齢者対策
 1)認知症サポーターキャラバン
   サポーター研修を受ける
三郷市
職員
5 10 16 3
【講義】
1.権利擁護
 1)虐待防止法(児童、障害者、高齢者)
 2)成年後見制度、任意後見制度
 3)高齢者を巻き込む犯罪
2.生活保護制度のしくみ
 1)基本原理原則
 2)扶助の種類
1.障がい者を支えるしくみ
 1)障害の分類(身体、知的、精神)
 2)障がい者に関連する法律
  障害者総合支援法、精神保健福祉法、
  発達障害支援法など
3.難病患者を支えるしくみ
 1)難病とは
 2)指定難病
 3)医療費助成制度
 4)子どもの暮らしを支えるしくみ
専任教員
井澤浩美
6 10 22 1 【講義・演習】
1.社会資源を活用した多職種連携
 1)多・他職種とは
 フォーマル、インフォーマルな職種
 2)多・他職種との連携
 3)多・他職種連携の取り組みの現状と課題
 4)多・他職種連携と看護の役割
2. 地域独自のサービス
 1)三郷市、吉川市、越谷     市、草加市、八潮市
での地域独自のサービスを調べてまとめる
2) 調べた内容を発表
7 10 24 4
8 10 29 1 【講義・演習】
1.事例を通して多・他職種連携について
  考える
1)事例の説明
 ①高齢者(介護保険、フレイル状態)
 ②認知症(オレンジプラン)
 ③難病(障害者総合支援法)
 ④生活困窮者(生活保護法)
2)パフォーマンス課題
 「多法併用した事例の多・他職種連携の
カンファレンス(ケア会議)を提案しよう」
9 10 29 2 【演習】
1.パフォーマンス課題のグループワーク
10 11 6 1
11 11 12 1
12 11 20 3 【演習】
1.それぞれのグループで提案したものの発表
・グループ毎にロールプレイをして他グループからのクリティークを受ける
13 11 20 4
14 11 27 1
15 1 29 3
【講義】
まとめ・試験


[評価方法]
定期試験30%パフォーマンス課題への取り組み70%
[履修上の注意]
[教科書]
ナーシング・グラフィカ地域・在宅看護論2在宅療養を支える技術:臺有桂編;メディカ出版
[参考書・参考資料]
[備考]