授業科目 地域で暮らす看護の対象と活動の場 科目コード 30250
科目責任者 小林 幸江
1単位
講義
15時間
2学年 前期 専門分野
[授業概要]
地域で暮らす様々な対象者の特徴を理解し、その活動の場における健康の保持・増進・疾病の予防等を含めた看護の役割と「強み」を生かした支援を学ぶ。
[学習目標]
1.地域で暮らす対象と看護の活動の場がわかる。
2.地域包括ケアシステムについての概要と看護の役割が説明できる
3.療養の場の移行に伴う継続看護について説明できる
4.看護の活動の場における役割と「強み」を生かした支援がわかる。
回数 曜日 時限 授業内容 授業方法 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
1 4 5 4 【講義】
1. 地域で暮らす看護の対象
  1) 「暮らしを支える看護」とは
地域で暮らす看護の対象とは
 2)法制度からみた対象者
 3)ライフサイクルからみた対象者
 4)健康レベルからみた対象者
  5)疾患からみた対象者
 6)障害レベルからみた対象者
 7)生活の場からみた対象者
  8)状態別・状況別対象者
  9)地域社会における生活者としての対象者
専任教員
小林幸江
2 4 11 1
【講義】
1.訪問看護の対象
  1)訪問看護とは
  2)訪問看護の対象
  ・医療保険、介護保険
3.訪問診療での看護の対象
  1)訪問診療とは
  2)往診とは
4.地域における看護の役割
  1)保健センターにおける看護の役割
 2)福祉施設における対象と看護
  3)学校における対象と看護
  4)保育所における対象と看護
3 4 16 2
【講義・演習】
1.地域包括ケアシステムについての概要
1)地域包括ケアシステム
2) 地域包括支援センター
3)多職種連携・地域連携
三郷市職員
4 4 22 3 【講義・演習】
1.アセスメントとケアマネジメント
  1)ケースマネジメントとケアマネジメント
  2)ケアマネジメントとは
  3)介護保険制度におけるケアマネジメント
  4)ケアマネジメントの過程
  ・ICFの視点
 5)訪問看護とケアマネジメント
2.ケアマネジメントの実際
  1)事例(脳梗塞)から
   ICFを作成

専任教員
小林幸江
5 4 22 4
6 5 2 1
【講義】
1.療養の場の移行に伴う看護
1)医療機関における入退院時の連携
  ・退院支援と退院調整
  ・継続看護
  ・外来看護
2)医療施設や介護施設との連携
  ・医療施設と介護施設の選択と転院までのプロセス
  ・意思決定支援
  ・多様な価値観に関する対処能力
 ・ACP
  ・看護師が抱えるジレンマ
埼玉医療センター看護部
7 5 2 2
【講義】
1.在宅看護を展開するための基本理念
1)アドボカシー
2)エンパワメント
3)自己効力感
4)パートナーシップ
5)ストレングス
専任教員
小林幸江
8 9 12 2 【講義】
まとめ・筆記試験


[評価方法]
定期試験80%、パフォーマンス評価20%
[履修上の注意]
[教科書]
ナーシング・グラフィカ地域・在宅看護論1地域療養を支えるケア:臺有桂辺;メディカ出版
[参考書・参考資料]
[備考]