授業科目 | 在宅療養する生活者の支援Ⅱ | 科目コード | 30270 |
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科目責任者 | 小林 幸江 |
1単位 |
講義 |
30時間 |
2学年 後期 専門分野 |
[授業概要] 医療的ケアを必要としている療養者及び家族の理解を深め、看護実践に必要な知識や技術を学ぶ。 在宅療養者の日常生活援助や健康障害に応じた看護実践の方法を学び、さらに終末期(看取り)の看護について学ぶ。また、対象者の特徴をふまえ、症状から起こる生活障害、生活環境の変化や介護力の低下等をとらえ、対象者の望む生活の維持につながるような具体的な看護実践について考える。 |
[学習目標] 1.医療的ケアの援助技術を理解できる。 2.対象に応じた医療的ケア技術が実践できる。 3.セルフマネジメント確立の支援方法を実践できる。 |
Aクラス |
クラス | 回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業方法 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||||
A | 1 | 9 | 30 | 月 | 2 |
【講義】 1.医療的ケアの必要な人の看護① 1)医療的ケアの目的 2)医療的ケアと医療行為とその支援 3)観察とアセスメント 4)セルフマネジメント力の維持・向上のための支援 5)資材の調達と管理 6)社会資源の活用と調整 |
小林幸江 | ||||
A | 2 | 10 | 2 | 水 | 1 |
【講義】 1.医療的ケアの必要な人の看護②(薬物療法) 1)在宅における薬物療法の意義と目的 2)薬物療法のアセスメント 3)薬物療法における援助の実際 ・インスリン ・服薬カレンダー 4)在宅療養の場で生じる薬物療法に関するトラブル |
小林幸江 | ||||
A | 3 | 10 | 7 | 月 | 1 |
【講義】 1.在宅酸素療法 1)在宅酸素療法の意義と目的・対象の特徴 2)在宅酸素療法のアセスメント 3)在宅酸素療法の実際 4)安全管理と援助 5)社会資源の活用・調整 2.在宅人工呼吸療法 1)非侵襲的陽圧換気療法の意義と目的 ・非侵襲的陽圧換気療法におけるアセスメント ・リスクマネジメント ・安全管理と援助 2)気管切開下間欠的陽圧換気療法の意義と目的 ・在宅人工呼吸療法におけるアセスメント ・リスクマネジメント ・安全管理と援助 3)療養者・家族への支援 ・気管カ |
小林幸江 | ||||
A | 4 | 10 | 21 | 月 | 3 |
【演習】 1.在宅酸素療法の実際 ・HOTについて ・機械の設置と管理 2.在宅人工呼吸器療法 ・非侵襲的陽圧換気療法の実際 |
事前学習 HOT、NPPVについて調べる 事後学習 リフレクション |
小林幸江 帝人ヘルスケア |
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A | 5 | 10 | 24 | 木 | 1 |
【講義】 1.療養を支える看護技術① 1)褥瘡管理 ・褥瘡のリスクマネジメントと予防 2)ストーマ管理 ・在宅看護におけるストーマ管理の意義と目的 ・ストーマ管理におけるアセスメント ・リスクマネジメント 3)療養者・家族への支援 |
黒子菜緒子 | ||||
A | 6 | 10 | 30 | 水 | 1 |
【演習】 1.療養を支える看護の実際① 1)褥瘡管理の実際 ・褥瘡処置 ・ポジショニング ・アセスメントツールを使用しての評価方法 2)ストーマ管理 ・在宅看護におけるストーマ管理の意義と目的 ・ストーマ管理におけるアセスメント ・リスクマネジメント 3)療養者・家族への支援 |
事前学習 褥瘡の好発部位 予防 事後学習 リフレクション |
訪問看護師 小林幸江 |
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A | 7 | 11 | 5 | 火 | 2 |
【講義】 1.療養を支える看護技術② 1)経管栄養法 ・経鼻経管栄養法 ・胃瘻栄養法 ・中心静脈栄養 各栄養についての留意点・注意点、管理方法など 2)排泄ケア ・膀胱留置カテーテルの管理 ・排便コントロール 3)在宅CAPD管理 |
黒子菜緒子 | ||||
A | 8 | 11 | 13 | 水 | 3 |
【演習】 1.療養を支える看護の実際② 1)経管栄養法 ・経鼻経管栄養法 ・胃瘻栄養法 ・中心静脈栄養 各栄養についての留意点・注意点、管理方法など 2)排泄ケア ・膀胱留置カテーテルの管理 ・排便コントロール |
事前学習 経管栄養法の違い 事後学習 リフレクション |
訪問看護師 黒子菜緒子 |
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A | 9 | 11 | 19 | 火 | 1 |
【講義】 1.療養を支える看護技術③ 1)在宅療養における疼痛管理の意義・目的 2)疼痛管理のアセスメント 3)リスクマネジメント 4)療養者・家族への支援 5)補完代替療法の活用 6)意思決定支援 |
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A | 10 | 11 | 26 | 火 | 1 |
【講義】 1.在宅療養を支える災害対策 1)在宅療養における災害対策 2)地域包括ケアシステムにおける災害対策 3)訪問看護師による災害時対応 |
黒子菜緒子 | ||||
A | 11 | 12 | 19 | 木 | 1 |
【講義】 1.在宅看護とエンド・オブ・ライフケア 1)エンド・オブ・ライフケアの目的・意義 2)エンド・オブ・ライフケアを支えるケアシステム 3)意思決定支援 |
事後学習 リフレクション |
訪問看護師 小林幸江 |
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A | 12 | 12 | 19 | 木 | 2 |
【講義】 1.在宅での看取り 1)施設での看取り 2)自宅での看取り 3)グリーフケア |
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A | 13 | 1 | 8 | 水 | 3 |
【講義・演習】 1.療養を支える援助の実際③ 1)医療的ケアが必要な療養者と家族、介護者への指導を考えて実施する ・インスリン自己注射法、胃瘻管理、気管内吸引 など |
課題 授業で提示 |
小林幸江 | |||
A | 14 | 1 | 8 | 水 | 4 | ||||||
A | 15 | 1 | 29 | 水 | 3 |
まとめ 試験 |
小林幸江 黒子菜緒子 |
Bクラス |
クラス | 回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業方法 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||||
B | 1 | 9 | 30 | 月 | 2 |
【講義】 1.医療的ケアの必要な人の看護① 1)医療的ケアの目的 2)医療的ケアと医療行為とその支援 3)観察とアセスメント 4)セルフマネジメント力の維持・向上のための支援 5)資材の調達と管理 6)社会資源の活用と調整 |
小林幸江 | ||||
B | 2 | 10 | 2 | 水 | 1 |
【講義】 1.医療的ケアの必要な人の看護②(薬物療法) 1)在宅における薬物療法の意義と目的 2)薬物療法のアセスメント 3)薬物療法における援助の実際 ・インスリン ・服薬カレンダー 4)在宅療養の場で生じる薬物療法に関するトラブル |
小林幸江 | ||||
B | 3 | 10 | 7 | 月 | 1 |
【講義】 1.在宅酸素療法 1)在宅酸素療法の意義と目的・対象の特徴 2)在宅酸素療法のアセスメント 3)在宅酸素療法の実際 4)安全管理と援助 5)社会資源の活用・調整 2.在宅人工呼吸療法 1)非侵襲的陽圧換気療法の意義と目的 ・非侵襲的陽圧換気療法におけるアセスメント ・リスクマネジメント ・安全管理と援助 2)気管切開下間欠的陽圧換気療法の意義と目的 ・在宅人工呼吸療法におけるアセスメント ・リスクマネジメント ・安全管理と援助 3)療養者・家族への支援 ・気管カ |
小林幸江 | ||||
B | 4 | 10 | 21 | 月 | 4 |
【演習】 1.在宅酸素療法の実際 ・HOTについて ・機械の設置と管理 2.在宅人工呼吸器療法 ・非侵襲的陽圧換気療法の実際 |
事前学習 HOT、NPPVについて調べる 事後学習 リフレクション |
小林幸江 帝人ヘルスケア |
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B | 5 | 10 | 24 | 木 | 1 |
【講義】 1.療養を支える看護技術① 1)褥瘡管理 ・褥瘡のリスクマネジメントと予防 2)ストーマ管理 ・在宅看護におけるストーマ管理の意義と目的 ・ストーマ管理におけるアセスメント ・リスクマネジメント 3)療養者・家族への支援 |
黒子菜緒子 | ||||
B | 6 | 10 | 30 | 水 | 1 |
【演習】 1.療養を支える看護の実際① 1)褥瘡管理の実際 ・褥瘡処置 ・ポジショニング ・アセスメントツールを使用しての評価方法 2)ストーマ管理 ・在宅看護におけるストーマ管理の意義と目的 ・ストーマ管理におけるアセスメント ・リスクマネジメント 3)療養者・家族への支援 |
事前学習 褥瘡の好発部位 予防 事後学習 リフレクション |
訪問看護師 小林幸江 |
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B | 7 | 11 | 5 | 火 | 1 |
【講義】 1.療養を支える看護技術② 1)経管栄養法 ・経鼻経管栄養法 ・胃瘻栄養法 ・中心静脈栄養 各栄養についての留意点・注意点、管理方法など 2)排泄ケア ・膀胱留置カテーテルの管理 ・排便コントロール 3)在宅CAPD管理 |
黒子菜緒子 | ||||
B | 8 | 11 | 13 | 水 | 4 |
【演習】 1.療養を支える看護の実際② 1)経管栄養法 ・経鼻経管栄養法 ・胃瘻栄養法 ・中心静脈栄養 各栄養についての留意点・注意点、管理方法など 2)排泄ケア ・膀胱留置カテーテルの管理 ・排便コントロール |
事前学習 経管栄養法の違い 事後学習 リフレクション |
訪問看護師 黒子菜緒子 |
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B | 9 | 11 | 19 | 火 | 1 |
【講義】 1.療養を支える看護技術③ 1)在宅療養における疼痛管理の意義・目的 2)疼痛管理のアセスメント 3)リスクマネジメント 4)療養者・家族への支援 5)補完代替療法の活用 6)意思決定支援 |
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B | 10 | 11 | 26 | 火 | 1 |
【講義】 1.在宅療養を支える災害対策 1)在宅療養における災害対策 2)地域包括ケアシステムにおける災害対策 3)訪問看護師による災害時対応 |
黒子菜緒子 | ||||
B | 11 | 12 | 19 | 木 | 1 |
【講義】 1.在宅看護とエンド・オブ・ライフケア 1)エンド・オブ・ライフケアの目的・意義 2)エンド・オブ・ライフケアを支えるケアシステム 3)意思決定支援 |
事後学習 リフレクション |
訪問看護師 小林幸江 |
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B | 12 | 12 | 19 | 木 | 2 |
【講義】 1.在宅での看取り 1)施設での看取り 2)自宅での看取り 3)グリーフケア |
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B | 13 | 1 | 8 | 水 | 3 |
【講義・演習】 1.療養を支える援助の実際③ 1)医療的ケアが必要な療養者と家族、介護者への指導を考えて実施する ・インスリン自己注射法、胃瘻管理、気管内吸引 など |
課題 授業で提示 |
小林幸江 | |||
B | 14 | 1 | 8 | 水 | 4 | ||||||
B | 15 | 3 |
まとめ 試験 |
小林幸江 黒子菜緒子 |
[評価方法] 定期試験(70%)課題・授業参加状況・レポート課題(30%) |
[履修上の注意] 提示された課題に真摯に取り組み、積極的に講義・演習に参加してほしい。 |
[教科書] ナーシング・グラフィカ地域・在宅看護論2在宅療養を支える技術:臺有桂編;メディカ出版 訪問看護アイデアノート:医療法人財団健和会訪問看護ステーション編;照林社 |
[参考書・参考資料] |
[備考] 当科目においては、医療機関において実務経験を有する看護師(看護師等の資格を有する者)が担当し、実務経験をもとにリアリティある教材や教育手法を用い看護実践の場で活用できる知識や技術を学びます。 |