授業科目 成人期にある人の理解 科目コード 30290
科目責任者 宇田川 絵美子
1単位
講義
15時間
1学年 後期 専門分野
[授業概要]
成人期の対象の年齢は幅広く、社会的活動の中核となる存在である。そのため成人の生活は社会構造や環境の変化に大きく影響を受け、成人の健康問題はより複雑化・多様化している。
 成人期にある対象の特徴を理解し、健康上の諸問題を多角的に捉え、看護の役割と機能を学習する。
[学習目標]
1.ライフサイクルにおける成人期の特徴を理解できる。(DP:②)
2.成人期にある対象の生活と健康問題をふまえ、成人の健康の保持増進と疾病予防のための看護の役割が理解できる。(DP:②③)
3.成人看護に用いられる看護理論を理解し、活用方法を考えられる。(DP:②④)
回数 曜日 時限 授業内容 授業方法 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
1 9 26 1
【講義】
1. 成人期にある対象の理解
 1)成人とは
 2)成人期の特徴
  ・発達段階・発達課題(エリクソン、ハヴィガースト)
 3)成人の生活
  (1) 成人と社会との関係・役割
  (2) 多様な社会に暮らすとは
<事前学習>
・エリクソンとハヴィガーストの特徴を学習する。
90分
専任教員
宇田川絵美子
2 9 26 2
3 9 30 1
【講義】
2. 成人の健康
 1)成人の健康観
 2)生活や生活習慣が健康に及ぼす影響
  ・生活習慣病
  ・ストレス
  ・職業性疾病
  ・更年期障害
4 10 16 4
【講義】
3. 成人の保健医療福祉政策
 1)ヘルスプロモーションとは
 2)ヘルスプロモーションと看護(トランスセオレティカルモデル)
5 10 18 2
【講義・演習】
4. 成人期にある対象の健康を支える看護
 1) 成人学習者の特徴(アンドラゴジー)
 2) エンパワメント・アプローチ
6 10 25 1 【講義】
5. 成人期にある対象のセルフケア援助
 1)セルフケア理論
 2)事例で考えるセルフケア援助
<事前学習>
・事例の調べ学習
60分
7 10 25 2
8 1 31 2
【講義】
まとめ・試験


[評価方法]
筆記試験
[履修上の注意]
[教科書]
ナーシング・グラフィカ成人看護学1成人看護学概論:安酸史子編;メディカ出版
看護実践に活かす中範囲理論:野川道子著;メヂカルフレンド社
国民衛生の動向:厚生労働統計協会編;厚生労働統計協会
[参考書・参考資料]
[備考]