授業科目 | こころの病を持つ人の看護 | 科目コード | 30470 |
---|---|---|---|
科目責任者 | 松橋 有希 |
1単位 |
講義 |
30時間 |
2学年 前期 専門分野 |
[授業概要] 精神障害のメカニズムと精神症状及び治療について理解し、生活者としての対象を包括的・連続的に捉えるための看護に必要な知識と看護実践の方法を理解する。 |
[学習目標] 1.精神科に特有な状態像や精神症状について理解できる。 2.精神疾患の主な特性とその治癒過程に応じた看護について理解できる。 3.精神科における検査の必要性と治療について理解する。 4.当事者の話から、修得した知識をもとに対象を包括的・連続した視点で捉えることができる。 4.精神科におこりやすい身体合併症とその看護について理解できる。 |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業方法 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
事前学習・事後学習 | 時間 | |||||||||
1 | 5 | 10 | 金 | 2 |
【講義】 1.対象を理解するための考え方 1)生物学的側面からの理解 2)心理的側面からの理解 3)社会的側面からの理解 |
専任教員 松橋有希 |
||||
2 | 5 | 17 | 金 | 2 |
【講義】 2.精神症状のとらえ方 1)意識、知能、記憶、知覚、思考、感情、意欲と行動、注意と集中、自我意識、性格とその障害 2)診断と疾病分類 |
|||||
3 | 6 | 6 | 木 | 2 |
【講義】 3.精神疾患の理解と看護の実際 1)統合失調症の理解と治療 |
|||||
4 | 6 | 20 | 木 | 1 |
【講義】 2)統合失調症の看護 急性期・消耗期・回復期・慢性期の看護 |
|||||
5 | 6 | 20 | 木 | 2 |
【講義】 3)気分(感情)障害の理解と看護 うつ病および双極性障害の理解と看護 |
|||||
6 | 6 | 26 | 水 | 1 |
【講義】 4)神経症性障害・ストレス関連障害・身体表現性障害の理解 治療と看護 |
|||||
7 | 6 | 26 | 水 | 2 |
【講義】 5)摂食障害・依存症の理解と看護 |
|||||
8 | 7 | 29 | 月 | 3 |
【講義】 6)パーソナリティ障害・発達障害・器質性精神障害の理解 治療と看護 |
|||||
9 | 8 | 2 | 金 | 4 |
【講義】 4.精神科で行なわれる主な検査と治療① 1)血液・生化学、心電図、頭部X線・CT・MRI、脳波、脳脊髄検査 2)心理検査 |
医師 | ||||
10 | 9 | 13 | 金 | 4 |
【講義】 精神科における主な検査と治療② 1)精神療法と心理教育 2)薬物療法 3)電気けいれん療法 |
医師 | ||||
11 | 9 | 6 | 金 | 1 |
【講義】 5.精神科における治療と看護の役割① 1)薬物療法と看護 2)電気けいれん療法における看護の役割 |
専任教員 松橋有希 |
||||
12 | 8 | 1 | 木 | 3 |
【講義】 精神科における治療と看護の役割② 1)心理教育と看護への活用 2)精神療法的アプローチ 認知行動療法・暴露療法・森田療法・サイコドラマ・内観療法・自律訓練法 |
臨床心理士 | ||||
13 | 7 | 29 | 月 | 4 |
【講義】 6.当事者の理解 |
事後課題レポート |
ゲスト スピーカー |
|||
14 | 9 | 9 | 月 | 1 |
【講義】 7.精神科における身体合併症と看護 1)精神疾患との関連で生じやすい身体合併症 2)身体的健康問題の予防と早期発見 |
専任教員 松橋有希 |
||||
15 | 9 | 17 | 火 | 1 |
【講義】 8.終了試験・まとめ |
[評価方法] レポート 10% 筆記試験 90% |
[履修上の注意] |
[教科書] ナーシング・グラフィカ精神看護学2精神障害と看護の実践:出口禎子編;メディカ出版 |
[参考書・参考資料] |
[備考] |