授業科目 | グローバル看護 | 科目コード | 30490 |
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科目責任者 | 井澤 浩美 |
1単位 |
講義 |
30時間 |
2学年 後期 専門分野 |
[授業概要] 国際看護の概念、および災害医療の概要について学び、国際協力の現状と課題を理解する。また、国際化に伴い多様化する看護の対象とその状況において看護専門職としての役割を国際的視野から考える。 |
[学習目標] 1.国際看護について理解できる 2.国際機関の仕組みが理解できる。 3.国際救援活動の基本理念が理解できる。 4.国際救援活動の実際と課題が理解できる 5.災害看護の基礎知識について理解できる。 6.国際救護機関・団体チームの活動内容が理解できる 7.災害サイクルに応じた看護が理解できる。 8.被災者の特性に応じた看護が理解できる。 |
Aクラス |
クラス | 回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業方法 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||||
A | 1 | 10 | 1 | 火 | 1 |
【講義】 1.国際看護とは 1)世界の現状 ・世界でおきていること ・MDGsからSDGs 2)国際看護を学ぶ意義 ・人間の安全保障 3)国際協力と国際交流 |
井澤浩美 | ||||
A | 2 | 10 | 8 | 火 | 2 |
【講義】 1.国際看護の対象 ・災害・紛争被害者 (難民) ・開発途上国に住む人々 ・在留外国人 ・在外日本人 ・帰国日本人 2.国際協力のしくみ ・国際協力を担っている機関 ・国際救援と開発協力 |
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A | 3 | 10 | 15 | 火 | 2 |
【講義】 1.国際協力のしくみ ・国際協力を担っている機関 ・国際救援と開発協力 2.ユニバーサルヘルスカバレッジ① 1)開発途上国でおきていること ・貧困 ・水と保健衛生 ・子どもの健康 ・女性の健康 ・感染症 (世界三大感染症) |
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A | 4 | 10 | 22 | 火 | 2 |
【講義】 1.ユニバーサルヘルスカバレッジ② 1)ユニバーサルヘルスカバレッジとは 2)日本ができること 2.国家間移動する看護師 ・EPA制度 ・海外へ移動する看護師 ・世界の看護教育 |
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A | 5 | 11 | 7 | 木 | 1 |
【講義】 1.文化を考慮した看護 1)文化とは 2)異文化と自文化 3)他国の生活と日本の生活の相違 4)文化を考慮した看護 |
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A | 6 | 11 | 12 | 火 | 1 |
【講義】 1.国際協力活動の実際① 1)JICAとは 2)JICAボランティアの実際 ・活動内容と活動報告① |
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A | 7 | 11 | 12 | 火 | 2 |
【講義】 1.国際協力活動の実際② 1)JICAボランティアの実際 ・活動内容と活動報告② ・JICAボランティアを通してみつめた途上国の現状 |
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A | 8 | 11 | 20 | 水 | 3 |
【講義】 1.災害看護とは 1)災害の定義 (1)災害とは (2)災害看護とは 2.災害看護の基礎知識 1)災害看護の役割 2) 災害看護の特徴と看護活動 3.災害医療に関する法律 1)法制度と災害医療 4.災害看護における倫理原則 |
埼玉医療センター 看護師 |
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A | 9 | 11 | 26 | 火 | 3 |
【講義】 5.災害の種類 1)原因による分類 2)機関による分類 3)被災範囲による分類 4)被災地による分類 |
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A | 10 | 12 | 18 | 水 | 3 |
【講義】 6.災害原因に応じた健康障害と特徴 7.災害関連死 1)災害関連死とは 2)災害関連死の発生機序 |
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A | 11 | 1 | 7 | 火 | 3 |
【講義】 8.災害サイクルに応じた活動現場別の災 害看護 1) 急性期・亜急性期 (1)避難所・救護所について (2)トリアージ (3) 守秘義務と情報公開を含む |
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A | 12 | 1 | 16 | 木 | 1 |
【講義】 9.災害サイクルに応じた活動現場別の災 害看護 1) 慢性期・復興期 (1)仮説住宅について (2)復興とは 2) 静穏期 10.災害とこころのケア |
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A | 13 | 1 | 21 | 火 | 1 |
【演習】 災害援助の実際 (トリアージ・BLS・ 包帯法) |
BLSのアルゴリズム START法 |
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A | 14 | 1 | 21 | 火 | 2 | ||||||
A | 15 | 1 | 29 | 水 | 2 |
【講義】 試験 |
井澤浩美 |
Bクラス |
クラス | 回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業方法 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||||
B | 1 | 10 | 1 | 火 | 1 |
【講義】 1.国際看護とは 1)世界の現状 ・世界でおきていること ・MDGsからSDGs 2)国際看護を学ぶ意義 ・人間の安全保障 3)国際協力と国際交流 |
井澤浩美 | ||||
B | 2 | 10 | 8 | 火 | 2 |
【講義】 1.国際看護の対象 ・災害・紛争被害者 (難民) ・開発途上国に住む人々 ・在留外国人 ・在外日本人 ・帰国日本人 2.国際協力のしくみ ・国際協力を担っている機関 ・国際救援と開発協力 |
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B | 3 | 10 | 15 | 火 | 2 |
【講義】 1.国際協力のしくみ ・国際協力を担っている機関 ・国際救援と開発協力 2.ユニバーサルヘルスカバレッジ① 1)開発途上国でおきていること ・貧困 ・水と保健衛生 ・子どもの健康 ・女性の健康 ・感染症 (世界三大感染症) |
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B | 4 | 10 | 22 | 火 | 2 |
【講義】 1.ユニバーサルヘルスカバレッジ② 1)ユニバーサルヘルスカバレッジとは 2)日本ができること 2.国家間移動する看護師 ・EPA制度 ・海外へ移動する看護師 ・世界の看護教育 |
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B | 5 | 11 | 7 | 木 | 1 |
【講義】 1.文化を考慮した看護 1)文化とは 2)異文化と自文化 3)他国の生活と日本の生活の相違 4)文化を考慮した看護 |
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B | 6 | 11 | 12 | 火 | 1 |
【講義】 1.国際協力活動の実際① 1)JICAとは 2)JICAボランティアの実際 ・活動内容と活動報告① |
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B | 7 | 11 | 12 | 火 | 2 |
【講義】 1.国際協力活動の実際② 1)JICAボランティアの実際 ・活動内容と活動報告② ・JICAボランティアを通してみつめた途上国の現状 |
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B | 8 | 11 | 20 | 水 | 3 |
【講義】 1.災害看護とは 1)災害の定義 (1)災害とは (2)災害看護とは 2.災害看護の基礎知識 1)災害看護の役割 2) 災害看護の特徴と看護活動 3.災害医療に関する法律 1)法制度と災害医療 4.災害看護における倫理原則 |
埼玉医療センター 看護師 |
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B | 9 | 11 | 26 | 火 | 3 |
【講義】 5.災害の種類 1)原因による分類 2)機関による分類 3)被災範囲による分類 4)被災地による分類 |
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B | 10 | 12 | 18 | 水 | 3 |
【講義】 6.災害原因に応じた健康障害と特徴 7.災害関連死 1)災害関連死とは 2)災害関連死の発生機序 |
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B | 11 | 1 | 7 | 火 | 3 |
【講義】 8.災害サイクルに応じた活動現場別の災 害看護 1) 急性期・亜急性期 (1)避難所・救護所について (2)トリアージ (3) 守秘義務と情報公開を含む |
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B | 12 | 1 | 16 | 木 | 1 |
【講義】 9.災害サイクルに応じた活動現場別の災 害看護 1) 慢性期・復興期 (1)仮説住宅について (2)復興とは 2) 静穏期 10.災害とこころのケア |
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B | 13 | 1 | 21 | 火 | 3 |
【演習】 災害援助の実際 (トリアージ・BLS・ 包帯法) |
BLSのアルゴリズム START法 |
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B | 14 | 1 | 21 | 火 | 4 |
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B | 15 | 1 | 29 | 水 | 2 |
【講義】 試験 |
井澤浩美 |
[評価方法] 筆記試験 |
[履修上の注意] 本講義では、国際看護や災害看護といった国を超えた活動に関連する内容を学ぶ。よって広い視野に立ち、世界でわが国の看護が果たす役割を考えることが必要になる。また、災害や国際的な活動を日常の身近なものとして捉えて、自分の身の回りの状況で自分の立場でできることを考えてほしい。 事前課題、事後課題は講師より都度、伝達される |
[教科書] ナーシング・グラフィカ看護の統合と実践3災害看護:酒井明子編;メディカ出版 新体系 看護学全書 看護の統合と実践③ 国際看護学;メジカルフレンド社 |
[参考書・参考資料] |
[備考] 当科目においては、医療機関において実務経験を有する看護師(看護師等の資格を有する者)が担当し、実務経験をもとにリアリティある教材や教育手法を用い看護実践の場で活用できる知識や技術を学びます。 |