授業科目 看護のための形態機能学Ⅳ 科目コード 20250
科目責任者 井澤 浩美
1単位
講義
30時間
1学年 前期 専門基礎分野
[授業概要]
看護の実際に活かせるよう人の生活を視点に人体の形態機能を学ぶ。血液循環に関する構造と機能を学ぶ。それを基盤にその正常性が破綻した場合の症候や疾患の病態生理・検査・診断・治療について学ぶ。
[学習目標]
1.心臓・血管の構造・機能について説明できる。
2.呼吸と循環の関連について説明できる。
3.血液循環の調節の仕組みについて説明できる。
4.循環器障害の原因・症状・検査・診断・治療について説明できる。
回数 曜日 時限 授業内容 授業方法 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
1 4 22 1
【講義】
1.形態機能学とは
 1)日常生活行動とからだ
 2)他科目との関連
専任教員
四方友美
2 4 24 1
【講義】
2.物質を運搬するしくみ
 1)血液の働き
 2)血管の調節機構
3.心臓
 1)心臓の構造
 2)心臓の働き
  3)右心系
 4)左心系
  5)冠状動脈
 
専任教員
井澤浩美
3 5 2 2
4 5 9 1
【講義】
3.刺激伝導系
 1)脈拍と刺激伝導系
 2)心筋の収縮、弁の開
   閉
3)心拍数、心拍出量の
調節機能
 4)心電図
5 5 13 1
【講義】
4.体循環と肺循環
 1)血液循環
 2)ガス交換
 3)心臓を制御する神経
 4)呼吸と循環のつながり
6 5 16 1
【講義】
5.冠動脈
6.血管の成長と老化
7 5 26 4
【講義】
7.血圧とその調節
1) 血圧とは
2)心臓、血管の成長と老 化
8 5 22 1
【講義】
8.循環器の症状と病態生理
 ・胸痛   ・呼吸困難
 ・動機   ・意識障害、失神
 ・ショック ・チアノーゼ
循環器内科医師
久内格
9 5 22 2
10 6 5 1
【講義】
9.循環器疾患に関する検査・治療
11 6 5 2
【講義】
11.血管系疾患の検査・診断・治療
12 6 12 1
【講義】
10.循環器の疾患と診療
1)虚血性心疾患
2)心不全
3)不整脈
4)心内膜炎、弁膜疾患
13 6 19 1
14 6 19 2
【講義】
1)閉塞性動脈硬化症
2)大動脈瘤・大動脈解離
3)静脈血栓症
心臓血管外科医師
戸田宏一
15 9 12 3 【講義】
試験・まとめ
専任教員
井澤浩美


[評価方法]
課題及び筆記試験
[履修上の注意]
予習、復習をしましょう。
[教科書]
ナーシング・グラフィカ人体の構造と機能1解剖生理学:武田裕子編;メディカ出版
ナーシング・グラフィカEX疾患と看護2循環器:野原隆司編;メディカ出版
[参考書・参考資料]
ナーシング・グラフィカ健康の回復と看護7疾病と治療:林正健二編;メディカ出版
ナーシング・グラフィカ健康の回復と看護1呼吸機能障害/循環機能障害:佐伯由香編;メディカ出版
看護形態機能学 生活行動からみるからだ 菱沼典子 日本看護協会出版会
[備考]
当科目においては、医療機関において実務経験を有する医師・看護師(看護師等の資格を有する者)が担当し、実務経験をもとにリアリティある教材や教育手法を用い看護実践の場で活用できる知識や技術を学びます。