授業科目 | 看護実践マネジメント論 | 科目コード | 30500 |
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科目責任者 | 小林 幸江 |
1単位 |
講義 |
30時間 |
3学年 前期 専門分野 |
[授業概要] 医療安全に必要な知識・技術を学び、安全な看護を提供するための判断力と実践力とチームの協働を身につける。また、事例演習を通して、多重課題、ケアの優先度に関する考え方及び、臨床で遭遇しやすい状況下において必要な統合的な看護技術や対処方法における計画立案・実践ができる基礎的能力を養う。 また、不測の事態にあっても他の看護師と連携し、また患者の状況を踏まえ援助計画を修正し患者を尊重した質の高い看護を提供するための実践力を身につける。 |
[学習目標] 1. 看護におけるマネジメントの概念とその役割について理解できる。 2. 看護業務における多重課題への対応を具体的事例から説明できる。 3. チームで協働していくためのコミュニケーションや情報共有・伝達の基本が説明できる。 4. 看護実践における安全対策について説明できる。 5. その場その状況を判断し、対象に適した看護が実践できる。 |
Aクラス |
クラス | 回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業方法 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||||
A | 1 | 7 | 9 | 水 | 3 |
【講義】 1.看護マネジメントとは 1)管理とマネジメント 2)看護マネジメントの歴史 2.看護サービスマネジメント 1)サービスマネジメント理論 2)マネジメントサイクル 3.看護マネジメントを取り巻く諸制度 1)看護の責務と役割 2)看護政策と制度 |
ポートフォーリォ準備 初回に科目オリエンテーション |
専任教員 小林幸江 |
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A | 2 | 7 | 16 | 水 | 3 |
【講義】 1.複数患者を受け持つための情報収集・管理 2.1日のスケジュールの立て方と業務時間の管理 |
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A | 3 | 7 | 17 | 木 | 2 |
【講義】 1.多重課題発生時の対応 1)優先順位について ①多重課題の危険性 ②多重課題の対処原則 |
|||||
A | 4 | 7 | 23 | 水 | 1 |
【演習】 1.多重課題発生時の対応 1)優先順位の決定 2)EBN/EBM/EBP |
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A | 5 | 7 | 23 | 水 | 2 | ||||||
A | 6 | 7 | 24 | 木 | 1 |
【講義】 1.看護ケア継続のためのマネジメント① 1)申し送りの目的 2)継続に必要な情報とは 3)申し送りの実施 |
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A | 7 | 7 | 24 | 木 | 2 |
【講義】 1.看護ケア継続のためのマネジメント② 4)医療チームにおける看護マネジメント 5)看護業務におけるチームワークとリーダーシップ 2. 多職種のチームワークとコミュニケーション |
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A | 8 | 7 | 25 | 金 | 2 |
【演習】 1.チーム医療の実際 1)チームワークとコミュニケーション 2)多職種カンファレンス |
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A | 9 | 7 | 28 | 月 | 2 |
【講義】 1. 客観的臨床技能試験 (OSCE)について |
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A | 10 | 7 | 28 | 月 | 3 | ||||||
A | 11 | 7 | 30 | 水 | 3 |
【演習】 1. 客観的臨床技能試験 (OSCE)について |
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A | 12 | 7 | 30 | 水 | 4 | ||||||
A | 13 | 8 | 28 | 木 | 1 |
【演習】 客観的臨床技能試験 (OSCE) |
専任教員 小林幸江 |
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A | 14 | 8 | 28 | 木 | 2 |
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A | 15 | 9 | 1 | 月 | 1 |
【講義】 試験・まとめ |
専任教員 小林幸江 |
Bクラス |
クラス | 回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業方法 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||||
B | 1 | 7 | 9 | 水 | 3 |
【講義】 1.看護マネジメントとは 1)管理とマネジメント 2)看護マネジメントの歴史 2.看護サービスマネジメント 1)サービスマネジメント理論 2)マネジメントサイクル 3.看護マネジメントを取り巻く諸制度 1)看護の責務と役割 2)看護政策と制度 |
ポートフォーリォ準備 初回に科目オリエンテーション |
専任教員 小林幸江 |
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B | 2 | 7 | 16 | 水 | 3 |
【講義】 1.複数患者を受け持つための情報収集・管理 2.1日のスケジュールの立て方と業務時間の管理 |
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B | 3 | 7 | 17 | 木 | 2 |
【講義】 1.多重課題発生時の対応 1)優先順位について ①多重課題の危険性 ②多重課題の対処原則 |
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B | 4 | 7 | 23 | 水 | 3 |
【演習】 1.多重課題発生時の対応 1)優先順位の決定 2)EBN/EBM/EBP |
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B | 5 | 7 | 23 | 水 | 4 | ||||||
B | 6 | 7 | 24 | 木 | 1 |
【講義】 1.看護ケア継続のためのマネジメント① 1)申し送りの目的 2)継続に必要な情報とは 3)申し送りの実施 |
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B | 7 | 7 | 24 | 木 | 2 |
【講義】 1.看護ケア継続のためのマネジメント② 4)医療チームにおける看護マネジメント 5)看護業務におけるチームワークとリーダーシップ 2. 多職種のチームワークとコミュニケーション |
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B | 8 | 7 | 25 | 金 | 2 |
【演習】 1.チーム医療の実際 1)チームワークとコミュニケーション 2)多職種カンファレンス |
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A | 9 | 7 | 28 | 月 | 2 |
【講義】 1. 客観的臨床技能試験 (OSCE)について |
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A | 10 | 7 | 28 | 月 | 3 | ||||||
A | 11 | 7 | 30 | 水 | 1 |
【演習】 1. 客観的臨床技能試験 (OSCE)について |
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A | 12 | 7 | 30 | 水 | 2 | ||||||
A | 13 | 8 | 28 | 木 | 3 |
【演習】 客観的臨床技能試験 (OSCE) |
専任教員 小林幸江 |
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A | 14 | 8 | 28 | 木 | 4 |
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A | 15 | 9 | 1 | 月 | 1 |
【講義】 試験・まとめ |
専任教員 小林幸江 |
[評価方法] 筆記試験100点・OSCE100点(200点/2)の合算した上で、100点評価する。但し、筆記試験・各技術試験共に60点以上の取得が必要である。 |
[履修上の注意] これまでの学習と実習での体験を振り返りながら、主体的に学習する姿勢が求められる。 |
[教科書] ナーシング・グラフィカ看護の統合と実践①看護管理:吉田千文編;メディカ出版 |
[参考書・参考資料] 看護の統合と実践①看護実践マネジメント/医療安全:小澤かおり編;メヂカルフレンド社 系統看護学講座 専門分野 看護管理 看護の統合と実践1:上泉和子編;医学書院 |
[備考] 当科目においては、医療機関において実務経験を有する看護師(看護師等の資格を有する者)が担当し、実務経験をもとにリアリティある教材や教育手法を用い看護実践の場で活用できる知識や技術を学びます。 |